1.
複数のものの中から「どれ」「どちら」かを尋ねる時に使う疑問代名詞または疑問形容詞。
選択肢が複数ある状況で、その中から特定の物や事柄について尋ねる場合に用いられます。「どの~」「どちらの~」のように名詞を修飾する形容詞的な使い方と、「どれ」「どちら」のように単独で使う代名詞的な使い方があります。
Which
color
do
you
like?
(どの色が好きですか?)
Which
「どれ」「どちら」を尋ねる言葉です。
color
「色」という意味の名詞です。
do you like?
「あなたは好きですか?」と尋ねる表現です。
Which
is
your
bag?
(どれがあなたのカバンですか?)
Which
「どれ」「どちら」を尋ねる言葉です。
is
「~である」という意味の動詞beの現在形です。
your bag?
「あなたのカバン」という意味です。
Which
train
goes
to
Tokyo?
(どの電車が東京に行きますか?)
Which
「どれ」「どちら」を尋ねる言葉です。
train
「電車」という意味の名詞です。
goes to Tokyo?
「東京へ行きますか?」と尋ねる表現です。
2.
先行詞(直前の名詞や文の一部)が物や動物の場合に、それに続く節(関係節)を導く関係代名詞。先行詞を修飾し、「~な…」という意味を付け加える。
直前の名詞(人以外)や文全体の内容を受けて、それについて補足説明を加える時に使われます。主格(~が)、所有格(~の)、目的格(~を/に)のいずれかの働きをします。現代英語では目的格の場合、関係代名詞が省略されることもあります。先行詞が人の場合はwhoやthatを使います。
This
is
the
book
which
I
read
yesterday.
(これは私が昨日読んだ本です。)
This is
「これは~です」という意味です。
the book
「その本」という意味です。
which
先行詞「the book」を受けて、続く節(関係節)を導きます。「~な」という意味を付け加えます。
I read yesterday.
「私が昨日読んだ」という意味の節です。
He
showed
me
the
house
which
he
bought.
(彼は私が買った家を見せてくれた。)
He showed me
「彼は私に見せた」という意味です。
the house
「その家」という意味です。
which
先行詞「the house」を受けて、続く節(関係節)を導きます。「~な」という意味を付け加えます。
he bought.
「彼が買った」という意味の節です。
She
has
a
dog
which
likes
to
play.
(彼女には遊ぶのが好きな犬がいる。)
She has
「彼女は持っている」という意味です。
a dog
「一匹の犬」という意味です。
which
先行詞「a dog」を受けて、続く節(関係節)を導きます。「~な」という意味を付け加えます。
likes to play.
「遊ぶのが好きな」という意味の節です。