1.
主語と補語を結びつけ、主語の状態や同一性を表す動詞。動作を表さない。
主語がどのような状態であるか、または何であるかを説明する補語(名詞や形容詞)と主語を結びつける役割を持つ動詞です。動作を表す動詞とは異なり、主語の状態や性質を補語によって補足します。
She
is
a
doctor.
(彼女は医者です。)
She
「彼女」という女性を指します。
is
主語と補語を結びつけ、「~である」という意味を表すbe動詞です。
a doctor
「一人の医者」を指します。
He
became
tired.
(彼は疲れた。)
He
「彼」という男性を指します。
became
「~になる」という意味を表す動詞becomeの過去形です。主語の状態の変化を示します。
tired
「疲れている」という状態を表す形容詞です。
The
soup
tastes
good.
(そのスープは美味しい。)
The soup
特定の「そのスープ」を指します。
tastes
「~の味がする」という意味を表す動詞tasteの三人称単数現在形です。主語の状態や性質を感覚を通して説明します。
good
「良い」「美味しい」という状態を表す形容詞です。
2.
be動詞やseem、becomeなどのように、主語と補語を等式のように結びつける動詞。
主語が「~である」や「~になる」といった状態を表す際に使われ、補語が主語の具体的な内容を説明します。例えば、「She is happy」の "is" は "She" と "happy" を結びつけ、「He became a doctor」の "became" は "He" と "a doctor" を結びつけます。
The
flower
looks
beautiful.
(その花は美しく見える。)
The flower
特定の「その花」を指します。
looks
「~に見える」という意味を表す動詞lookの三人称単数現在形です。主語の状態や外見を感覚を通して説明します。
beautiful
「美しい」という状態を表す形容詞です。
She
remained
silent.
(彼女は黙ったままだった。)
She
「彼女」という女性を指します。
remained
「~のままでいる」という意味を表す動詞remainの過去形です。主語が特定の状態を維持していることを示します。
silent
「静かな」という状態を表す形容詞です。
This
music
sounds
strange.
(この音楽は奇妙に聞こえる。)
This music
特定の「この音楽」を指します。
sounds
「~に聞こえる」という意味を表す動詞soundの三人称単数現在形です。主語の状態や性質を音を通して説明します。
strange
「奇妙な」という状態を表す形容詞です。