1.
ブールコンテキストでfalseと評価される値。
プログラミングにおいて、明示的に`false`ではないが、条件式などで論理値として評価される際に`false`とみなされる値を指します。例えば、JavaScriptでは`null`、`undefined`、`0`、空文字列(`""`)、`NaN`などがこれに該当します。
Boolean(0)
(数値の0をブール値に変換するとfalseが返されます。)
Boolean
値をブール値に変換する関数。
(0)
数値の0。ブールコンテキストではfalseと評価されるため、フォールシーな値です。
Boolean('')
(空文字列をブール値に変換するとfalseが返されます。)
Boolean
値をブール値に変換する関数。
('')
空の文字列。ブールコンテキストではfalseと評価されるため、フォールシーな値です。
Boolean(null)
(nullをブール値に変換するとfalseが返されます。)
Boolean
値をブール値に変換する関数。
(null)
nullという特殊な値。ブールコンテキストではfalseと評価されるため、フォールシーな値です。
Boolean(undefined)
(undefinedをブール値に変換するとfalseが返されます。)
Boolean
値をブール値に変換する関数。
(undefined)
値が定義されていないことを示す特殊な値。ブールコンテキストではfalseと評価されるため、フォールシーな値です。
Boolean(NaN)
(NaN(非数値)をブール値に変換するとfalseが返されます。)
Boolean
値をブール値に変換する関数。
(NaN)
Not-a-Number(非数値)を表す特殊な数値。ブールコンテキストではfalseと評価されるため、フォールシーな値です。
if
(value)
(valueが0なので、この条件は偽となる。)
if
もし〜ならば。条件分岐を始めるキーワード。
(value)
変数value。この例では0が代入されており、ブールコンテキストではfalseと評価されるため、フォールシーな値です。
2.
論理値falseそのものではないが、それに準ずる性質を持つ値。
`false`というブール値自体ではなく、`false`と比較される際に同じように振る舞う値や、条件分岐で`false`と評価される値を指します。これは、`false`と`falsy`が厳密には異なる概念であることを強調する文脈で使われます。
if
(false)
(falseは論理値の偽なので、この条件は実行されない。)
if
条件分岐を示すキーワード。
(false)
論理値の偽。これは厳密にfalseであり、同時にフォールシーでもあります。
if
(null)
(nullはフォールシーな値なので、この条件は実行されない。)
if
条件分岐を示すキーワード。
(null)
nullという特殊な値。これは厳密にfalseではありませんが、ブールコンテキストではfalseと評価されるフォールシーな値です。
if
(0)
(0はフォールシーな値なので、この条件は実行されない。)
if
条件分岐を示すキーワード。
(0)
数値の0。これも厳密にfalseではありませんが、ブールコンテキストではfalseと評価されるフォールシーな値です。