Fauvism

/ˈfoʊvɪzəm/ フォーヴィスム

1. 20世紀初頭にフランスで起こった絵画運動。強烈な色彩と大胆な筆致が特徴。

フォーヴィスムは、20世紀初頭のフランスでアンリ・マティス、アンドレ・ドラン、モーリス・ド・ヴラマンクらが中心となって展開された絵画運動です。その名はフランス語で「野獣派」を意味し、従来の写実的な色彩の制約から解放され、感情や主観を表現するために原色や補色を大胆に用い、強烈な色彩と力強い筆致が特徴でした。形態を単純化し、純粋な色面を強調することで、視覚的な衝撃と表現の自由を追求しました。この短命な運動は、その後のキュビスムやドイツ表現主義など、多くの近代美術運動に大きな影響を与えました。
Henri Matisse was a leading figure in Fauvism. (アンリ・マティスはフォーヴィスムの主要な人物でした。)