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/ˈɛmpti ˈsʌbdʒɪkt/ エンプティ サブジェクト

1. 空主語、形式主語

文の構造上、主語が必要とされるが、具体的な意味や内容を持たない主語を指します。主に英語の"it"が天候や時間、距離などを表す際に使われる場合や、不定詞句やthat節が真の主語である場合の形式主語として用いられます。

It is raining. (雨が降っています。)

• It: この文では、具体的な意味を持たない「空主語」として、天候を表すために使われています。
• is raining: 「雨が降っている」という現在の進行中の状態を表します。

It is important to study English. (英語を勉強することは重要です。)

• It: この文では、後ろに続く「to study English」という真の主語を受ける「形式主語」として使われています。
• is important: 「重要である」という状態を表します。
• to study English: 「英語を勉強すること」という具体的な行動を表し、この文の真の主語です。

It seems that he is happy. (彼は幸せなようです。)

• It: 後ろに続く「that he is happy」という節を受ける形式主語です。
• seems: 「～のようだ」「～と思われる」という意味の動詞です。
• that he is happy: 「彼が幸せであること」という内容を示し、この文の真の主語に相当します。

関連

• dummy subject
• expletive it
• formal subject
• real subject
• syntactic subject
• impersonal verb